グループ管理者向け設定手順¶
1. トライアルの開始¶
トップレベルグループ(例: gitlab.com/companyABC)のOwner権限、もしくはセルフマネージドGitLabで管理者権限をお持ちの方は、GitLab Ultimate・Duo Enterpriseの無料トライアルをご利用いただけますできます。
2. GitLab.comの設定 (GitLab.comをご利用の場合)¶
3. ライセンスの有効化(Self-Managed GitLabの場合)¶
Activation Codeを入力します。オフライン環境の場合は、ライセンスファイルまたはライセンスキーを使用します。
4. ネットワーク設定(Self-Managed GitLabの場合)¶
- GitLab DuoがGitLab側にホストされているAIサービスと通信できるよう設定
- 動作チェック: GitLab Duoが使えるか確認(サブスクリプションの同期には最長24時間かかる場合がありますが、手動同期も可能)
- AI Gatewayとの通信設定: セキュリティポリシーなどの理由で直接通信させたくない場合はオフに設定可能
5. プロンプトの保存設定¶
プロンプトの保存設定を確認(必要なければオフに)
6. AIがアクセスできる情報を制限¶
AIがアクセスできる情報を制限する(GitLab 18.4: ベータ版)
7. 利用範囲の設定¶
- GitLab Duoの利用範囲の設定(グループ単位、プロジェクト単位など)
- Duo Chatのオン・オフを設定
8. ベータ版機能の有効化¶
ベータ版機能を有効にしてください。実験的機能とベータ版機能は初期設定では無効になっています。これらの機能は試験利用規約の対象となります。Duo Agent Platform(パブリックベータ)を使うには、この設定を有効にする必要があります。
9. チームのレベルに合わせた活用方法¶
上級者向けの機能(Duo Agent Platform - パブリックベータ版)¶
Duo Agent Platformは、ユーザーがアクセスできる範囲内でのみ動作し、すべてのセキュリティポリシーに従います
- Duo Agentic Chat: 複雑な課題に対し、必要な操作を自動実行しながら解決策を提示
- AI Catalog: 組織全体でカスタム構築されたエージェントを作成、共有、コラボレーションできる中央ライブラリ
- Flows: 複数のAIが協力して問題を解決
- CLI Agents: 外部のAIモデルと連携して、組織独自のニーズに対応
- Model Context Protocol: 外部サービスとの連携
- Knowledge Graph: 現在はローカル環境(IDE)でのみ利用可能(インストール方法)
10. データの取り扱いとセキュリティ¶
AIがどのようにデータを使うか確認(パフォーマンス、データ保持期間、機密情報の扱いなど)
11. 各機能で使用されるAIモデルの確認¶
各機能の詳細ページで「LLM」セクションをご確認ください。
12. GitLab Duo Model Selection(モデル選択)¶
開発ワークフローで使用するAIモデルの選択を組織がより細かく管理できるようになります。
13. マージリクエストの自動レビュー¶
- マージリクエストレビューのカスタマイズ設定(GitLab Self-Managed 18.2以降で利用可能)
14. Duo Chat カスタムルール設定¶
開発者のIDE内でDuo Chatの動作指針を個別設定: IDEワークスペース内に .gitlab/duo/chat-rules.md を配置